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日々是口実。
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昨日はアカデミー賞の発表がありましたねー。
何と4冠を獲ってしまった「ディパーテッド」…(不本意らしい)。
いえね、私はこの映画のリメイク元となった作品が超好きなもんで。



香港映画「インファナル・アフェア」でございます。

マフィアの一員でありながら、警察官として内偵をする男・ラウと
警察官でありながら、マフィアの一員として内偵をする男・ヤン。
2人の男のそれぞれの心の葛藤と、マフィア対警察の攻防が
三部作に渡って、それはもう美しく、悲しく描かれている作品です。
香港ノワールの美学、ここにあり!ってなもんで。

ハリウッドでこれがリメイクされると知って、複雑ではありましたが
わずかな期待も抱いておりました。どんな料理をされるのかと。

…ありえないっつーのー!by牧野つくし

元の作品の心理描写や映像の美しさがドバーっとカット。
その代わりに、必要以上の暴力シーンと下品なスラング。
残ったのは、「お互いの内偵探し」という図式だけ。
2人の男の悲劇的な生き様、マフィアと警察の息詰まる頭脳合戦は
いったいドコに置いてきてんねーん!
責任者出てこーいっ!(古)
…って、その責任者がアカデミー賞かよ…。
今の時代にこれを作品賞にしてしまう神経に口あんぐりです。
いや、それよりも脚色賞ってアリかよ!
しかも紹介するにあたり「これは『日本』の作品をリメイク」と紹介とな。
受賞者もそれを訂正すらしなかったってどういうこっちゃねん。

そりゃー豪華っすよ。
レオナルド・ディカプリオにマット・デイモン、ジャック・ニコルソンでしょ。
(そもそもこのキャスティングすらどうかと思うけど)
そんでもってマーティン・スコセッシ監督なんだから。
それだけ見たら立派な「ハリウッド映画」でしょう。

でもリメイクになってないリメイクやん。

もうオリジナルの傑作を生み出せるだけの力はないのか、ハリウッド!

かなり偏った我見であることは百も承知ですが。
ぜひリメイク元のコッチを観ていただきたいです。
「男の美学」を堪能できる作品であると太鼓判を押します。
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夜更かし大魔王大将に対抗してみました(笑)

最近、どうも夜更かし癖がついてしまってイケマセン。
肌に悪いっ!
お肌の曲がり角どころか峠越えしつつある私には切実です。
ああお肌のいろは坂。曲がっても曲がってもエンドレス。

【備忘録】
◇精製水をイッキ買いする(1本@71円…近所のマツ●●では)。
◇コットンを買う(こっちはちょっとお高めのものを)。
◇「安い」ネッククリームがあったら買う。女性の年齢は首と手に出ますからね。
◇「安かったら」ビタミン剤も買う。

こんな夜は(どんな夜だ)には大将の優しい歌声がしみます。
↑ここんとこハードロックな心情だった^^;
「のだめカンタービレ」忘れてた…。
最後の3分しか見られなかった…。
プリごろ太ー!
Sオケ演奏シーン!

原作もまだ最新刊まで揃えてないんだよなー。
早く買わなきゃ。

ちなみに、作者の二ノ宮知子さん。
10年ほど前に私のバイブルとも言うべき作品で出会いました。
その名も「平成よっぱらい研究所」…酒飲みにはたまらん作品です。



でもまあこの作品で描かれる領域にまでは達しないまま
酒飲み人生のピークを過ぎてしまった私ですが…。
(最近は少量で酔うようになってしまった。悲しい…。)

ニノミヤ繋がりで思い出しました。
いまやクリント・イーストウッド映画に進出の、嵐の二宮くん。
私の友人の友人が、彼を担任していたそうです。
ボーヨーとした子供だったそうです。
さもありなむ。

いや、それだけです。思い出しただけ。
私個人は二宮くんとは何の繋がりもないです。ええ。

原作:W.シェイクスピア
脚色:宮藤官九郎
演出:いのうえひでのり
出演:内野聖陽・松たか子・森山未來・北村有起哉
    橋本じゅん・高田聖子・粟根まこと・上條恒彦 ほか

と言っても実際に観たのは昨年なんですが。
昨年観たお芝居の中ではナンバーワンな作品です。私の中では。

シェイクスピアの名作「マクベス」を、クドカンが新感線風味に脚色。
80年代のメタルバンドと近未来が見事に交錯して進む物語。
なんてったって、出てくる設定の名前の数々が音楽関連なのが
観ていて面白いったらありゃしないです。
ESP王国にレスポール王、グレコにパールときたもんだ。

そして主役のランダムスター夫妻。これがまた素晴らしいのです。
妻役は松たか子ちゃんですが、私が今までTVや舞台で観てきた
彼女の中でも、一番好きですねえ。うん。
ヘッドバンキングしちゃんですから、梨園のお嬢様が!
その女優魂に感服することしきりです。
内野聖陽さんも、TVでの彼をイメージしてると危ないです。
いい意味でイロイロ裏切られます。
当然、他の役者さんたちも素晴らしいですよ。
過去と未来が交錯する世界を縦横無尽に駆け回っています。
大御所・上條恒彦さんの存在感は圧倒的だし、
森山未來くんの芸達者ぶりにも舌を巻きます。
そして粟根まことさんは…ウッディ渡辺さんに似ています(笑)。

シェイクスピアのエッセンスを損なうことなく、
疾走感溢れるものに仕上げたクドカンに拍手です。

お芝居好きな方にも、音楽好きな方にも、オススメです。
長尺なお芝居ですが、時間を感じさせません。
興味を持たれた方、コチラからDVDが買えるみたいですよ。

1.Change The World/斎藤誠
2.White Room/アナム&マキ
3.Can't Find My Way Home/吉川忠英
4.Circus/中村善郎
5.Lonely Stranger/古川昌義withSHUUBI
6.Wonderful Tonight/岸辺眞明
7.Layla/バンバンバザール
8.Strange Brew/高田漣feauturingおおはた雄一
9.Bell Bottom Blues/岡崎倫典
10.Motherless Children~Over The Rainbow/吉田次郎
11.Presence Of The Lord/斎藤誠with山根麻衣
12.Tears In Heaven/有山じゅんじ

そんなこんなで、2発目はアルバムのご紹介。
タイトルのとおり、アコースティックギターで綴られた
エリック・クラプトンのカヴァー集です
アコギの音たちがそれはもう優しく、疲れた体と心を包んでくれます。
特に、M1の「Change The World」は、クラプトンの中でも
私が個人的にもっとも好きなナンバーでして。
それを斎藤誠さんがカヴァー!
更にドラムに河村“カースケ”智康さん!ベースにお馴染み角田さん!
それだけでヨダレやら鼻血やらがどばどばと分泌される私です。
(大将もコレ歌ってくれないかなー…)

もちろん、他のナンバーも秀逸です。
当代随一の皆さんが奏で、歌う曲たちはそれぞれの個性が溢れていて
その音色や歌声はそれはもう極上で。
アルコールがなくても、ほろ酔い気分にさせてくれます。
しんとした夜更けに似合う、オトナ気分満載のアルバムです。
プロフィール
HN:
eikichi
性別:
女性
自己紹介:
スギヤマと音楽と映画と
芝居とデッドベア、そして酒。

愛してます。
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